もっとも代表的な表面処理技術として、暮らしや社会のさまざまな場面に登場するめっき。めっきの歴史は古く、はるか紀元前700年にすでに一部の人々の間に広まっていたといわれます。めっきは装飾品における美観や各種部品の防錆、耐摩耗性をはじめ数多くの特性をもたせることのできる加工技術です。近年、素材の多様化がすすみ、目的とする機能も複雑化、細分化し、それぞれの使用目的に応じた機能を効率よく発揮させるために表面処理技術の必要性が高まっています。
昭和34年(1959年)の設立以来、キザイはいつもすぐれた時代感覚と明日を見つめる確かな目で、表面処理の第一線を歩んできました。積極的な技術開発やノウハウの蓄積をはかり、時代や社会、そして業界のニーズを先取りする表面技術のノウハウや各種技術をタイムリーに発表、業界の発展に貢献してきました。そしていま、今後益々実用化が予想される新素材並びに“自然と人類の調和”を念頭におき、製品性能向上、改善努力をつづけています。